2020/10/21 14:00



からだを温めるリフレクソロジーサロン「awai」主宰の岩井愛が、冷え性改善のコツや、温活アイテムをご紹介するコラム「冷えとりノート」。16回目は「冷え始めたら太ももを温めよう」です


このところすっかり秋の気配ですね。
朝晩はずいぶん涼しくなり、昼間との気温差が大きいため、体調管理がなかなかむずかしい季節。
また、夏の疲れも出やすく、きちんとケアせずにそのまま冬を迎えると、心身の不調につながってしまう可能性もありますので、今のうちにしっかり養生するようにしましょう。

まず取り組みたいのは、やはり冷え予防。
とはいえ、まだ厚着する気温ではないので、ピンポイントに効率よく温められるアイテムを取り入れるのがおすすめです。

太ももから全身を温める


これまでも、腹巻きやレッグウォーマーをご紹介し、お腹やふくらはぎを温める大切さについては度々お伝えしてきました。
それらに加えてこれからの時季に温めたい場所が、太ももです。

大きな筋肉には血管が多く通っており、そこを温めることで効率的に全身を温めることができます。
太ももは、からだの中でも特に大きな筋肉がありますので、日常的に太ももを鍛える運動をしたり、外側から温めて血流を促すことが冷え予防につながるのです。


先日KinoKotoから新しく発売された「絹と炭の腹巻きスパッツ」は、筋肉量の多いお腹、お尻、太ももを一枚で温められる優れもの。
この季節からプラスするワンアイテムにとてもおすすめです。

素材は、シルクとオーガニックコットン。
優しい肌触りと心地よい温かさが特長です。


通常、インナーなどは糸から生地を編み、型で抜いたあとにミシンを使い縫製されますが、この商品は、糸から直接作り、無縫製で編み上げられました。

縫い目がないため、肌に擦れず、敏感肌の方でも気にならずにご着用いただけます。
また縫い目のラインがないので、上に着るものに響かないのもうれしいポイント。

とても伸びの良い生地で、一日中着けていてもまったくストレスがありません。
お腹や太もも部分も、食い込んだり締めつけたりすることなく、ふんわりと包み込んでくれるような着け心地です。



以前のコラムで、太ももまで温めるロング腹巻きについてご紹介しました。
わたしは、特に冷えが気になるときや風邪をひきそうなときなどに、このロング腹巻きを愛用しています。
ただ、パンツスタイルで出かけるときは、形状的に身に着けることができなかったので、外出時でも洋服を選ばずに太ももまで温めることができるこの腹巻きスパッツは、とてもありがたい存在です。

お家ではロング腹巻き(もちろん腹巻きスパッツとのダブル使いもOK!)、外出時は腹巻きスパッツ、という使い分けもおすすめですよ。


太もも周りを温めると、「温かい!」という実感がすぐ生まれます。
体幹部がぽかぽかしてくるので、ほっと安心できるような感覚です。

闇雲に厚着や重ね着をするのではなく、冷えやすい場所や、全身が効率よく温まる場所を知り、そこに合わせたアイテムを取り入れることで、季節や体調に合わせた冷え予防ができます。
ぜひ試してみてくださいね。


ご紹介したアイテム/関連アイテム


井愛(awai主宰/リフレクソロジスト)

ナチュラルなライフスタイルを提唱するサロンやショップにて施術、接客のほか、商品開発や販促などに長年携わる。
また、冷えや女性のからだにまつわるイベントなどを多数企画、運営し、自ら講師も務める。
2018年より、からだを温めるリフレクソロジーサロン「awai」を主宰。
日本リフレクソロジー協会認定プロフェッショナル・リフレクソロジスト。