2020/07/03 12:00



からだを温めるリフレクソロジーサロン「awai」主宰の岩井愛が、冷え性改善のコツや、温活アイテムをご紹介するコラム「冷えとりノート」。13回目は「冷房による冷えを防ぐ裏ワザ」です


7月に入り、いよいよ夏本番。

気温は高くなる一方ですが、冷たいものを摂取したり冷房を使う時間も増えるため、意識して対策をしないと、からだに冷えがたまり不調につながっていってしまいます。


とはいえ、寒い季節に使う温めアイテムは厚手の生地が多く、今の時季にそのまま使うことはむずかしいもの。

また、暑い屋外と冷房が効いた室内で温度差があるため、環境に合わせて手軽に着脱できるアイテムを選びたいですよね。


そこでおすすめなのが、KinoKotoの「絹の温もり 足用」です。



100%絹を使って編み上げられた春夏用のレッグウォーマーは、薄手でさらりとした肌触り。

ふくらはぎから足首にかけてふんわりと包まれることで、ひやっとした冷えを感じなくなります。



これまでもコラムで度々お伝えしてきましたが、下半身はからだの中でも特に冷えやすいところ。

また、冷房の冷気は足元にたまりやすいので、レッグウォーマーを着けて外からガードすることに加え、なるべく足を動かして血液の流れを促してあげることも大切です。 

お仕事の合間に屈伸運動をしたり、以前のコラムでご紹介した足首回しをしてみましょう。


オフィスで動くことがむずかしい場合は、つま先とかかとを交互に上げ下げするだけでも血流アップにつながりますよ。



手首にも使えるアンクルウォーマー


「絹の温もり」には、短めの「足くび用」もあります。

もちろんそのままアンクルウォーマーとして使用することもできるのですが、裏ワザとして、手首に着けるのもおすすめ。



パソコン仕事などで、手首周りの冷えや疲れを感じる方も増えているようです。

そんなときに「絹の温もり」で包んであげると、心地よい温かさにきっと癒されるはず。

ご自身のからだの冷え具合を観察しながら、足首でも手首でも、そのとき必要と思える場所を臨機応変に温めてあげてくださいね。



首や肩周りの冷えに使える裏ワザ


裏ワザ的な使い方をもう一つご紹介します。

それは、KinKotoの「絹の腹巻き」をネックウォーマーとして使うこと。



首や肩周りは冷房の風が当たって冷えやすく、それによる血行不良で肩こりなどが起こることもあります。

オフィスでは薄手のストールなどで対策をしますが、家の中で家事をするにはひらひらするストールはすこし邪魔。

かといって秋冬用のネックウォーマーは分厚い生地のものが多いし……。

そんなときにぴったりなのが、この腹巻きでした。


元々は腹巻きですから、首に着けると少しゆるく、それが締めつけず暑苦しくなくてちょうど良いのです。

生地も厚すぎず薄すぎず、絶妙に冷房の風から守ってくれます。



これらの裏ワザは、元々の用途とは違う使い方になりますので、合わない方もいらっしゃるかもしれません。

一度お試しになってもし気に入っていただけたら、ぜひこうしたアレンジも取り入れてみてください。


今回ご紹介したレッグウォーマーやアンクルウォーマー、腹巻きは、筒状になっているため、どれも着脱しやすいアイテム。

冷房は場所によって設定温度が違い、オフィスやお店など、自分で調整できないこともしばしば。

そうした環境で寒いと感じたときに、さっと着脱できるアイテムを持っていると心強い味方になります。

ご自身のからだを守るために、ぜひ便利に使ってくださいね。


ご紹介したアイテム/関連アイテム


井愛(awai主宰/リフレクソロジスト)

ナチュラルなライフスタイルを提唱するサロンやショップにて施術、接客のほか、商品開発や販促などに長年携わる。
また、冷えや女性のからだにまつわるイベントなどを多数企画、運営し、自ら講師も務める。
2018年より、からだを温めるリフレクソロジーサロン「awai」を主宰。
日本リフレクソロジー協会認定プロフェッショナル・リフレクソロジスト。