2022/03/01 12:00




「グッドデザインしずおか」とは



静岡県内に活動拠点がある企業やデザイナーが生み出した製品や取り組みを表彰する「グッドデザインしずおか」。新しいライフスタイルをデザインしたり、静岡の魅力を感じられる提案をしたり、優れたデザイン性を持つ「モノ」や「コト」を選定する県の事業です。



28回目の開催となった「2021グッドデザインしずおか」では、書類審査やプレゼンテーションを経て、昨年12月に各賞を発表。県産の間伐材から作られたセラミック炭を使ったKinoKotoの「麻と炭の薄手レッグウォーマー」が、「モノ」部門で特別賞を受賞しました!

コロナ禍で生まれたレッグウォーマーの製作秘話…




麻と炭の薄手レッグウォーマー」は、長引くコロナ禍で生まれた商品です。これまで、セラミック炭を使った商品を開発してきたKinoKotoですが、コロナ禍で人の流れが抑制され、取引先店舗などが大きな痛手を受けました。そこで、はじめたのが、直接お客さまにお届けできるショップカーでの移動販売でした。

お客さまと直接触れ合うなかで、印象に残ったのが、「一年中カラダがいつも冷えている」というお悩みです。私たちは、その理由として、「外出を控えることで運動不足になっている」「リモートワークで動くことが少ない」など、コロナ禍での生活スタイルが、血行不良による冷えを助長していると考えました。



そこで、“第二の心臓”と呼ばれている「ふくらはぎ」を温める商品として、季節を問わずに一年中使えるレッグウォーマーを企画。ショップカーでの販売をはじめたところ、予想以上の反響をいただき、お客さまにとても喜ばれる結果になりました。

また、森林の環境整備のために伐採される間伐材を、新たにセラミック炭に生まれ変わらせ、衣類に再活用しているところもポイントの一つです。“森を大切にする気持ちを養うことができれば”という願いと、現代のニーズを反映した商品づくりが、「2021グッドデザインしずおか」特別賞の受賞につながりました。

最大の特長は、炭の機能性を加えたオーガニックコットン




麻と炭の薄手レッグウォーマー」は、夏でも冬でも、一年中使うことができるレッグウォーマーです。蒸れるシーズンでも快適に過ごせるように、外側は吸湿性の高い麻とコットンのミックス糸(抗菌加工済み)、内側はセラミック炭染のオーガニックコットンを使った二重編み構造になっています。



最大の特長は、セラミック炭染のオーガニックコットン。調湿や消臭効果のあるセラミック炭の微粉末を、オーガニックコットンの原綿(げんめん)に分散させたあと、糸づくりを行っています。やさしくサラッとした肌触りで、素肌に着用しても気持ちがいい履き心地です。



また、秋冬向け商品として人気の「絹と炭のレッグウォーマー」に比べ、約半分の厚さになったことも特長の一つ。薄手のため、パンツスタイルや仕事着など、ファッションを選ばず着用できます。フリーサイズで、伸びがいい柔らかな生地なので、どなたでもお使いいただけますよ。

春先から使うのがおすすめ! 4月中旬より新色「アイボリー」も登場




12年間にわたり、さまざまなレッグウォーマーを開発・販売しているKinoKoto。セラミック炭が持つ機能性を活かし、一年中快適に「ふくらはぎ」を温めてくれるレッグウォーマーで、“カラダの冷え”を少しでも解消するお手伝いができればと考えています。



今回、ご紹介した「麻と炭の薄手レッグウォーマー」は、春先の寒さが和らぐ時期にこそ、油断せず使っていただくのがおすすめ。現在のカラーは、使いやすいグレーとネイビーの2色展開ですが、4月中旬より、新色のアイボリーも発売予定です。ぜひ一度、お試しください!

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