読みもの

2020/09/03 11:00



からだを温めるリフレクソロジーサロン「awai」主宰の岩井愛が、冷え性改善のコツや、温活アイテムをご紹介するコラム「冷えとりノート」。15回目は「夏バテ解消のおすすめケア」です


この夏も猛暑となりました。

今年は、外出時のマスク着用などで、暑さをより感じることも多かったのではないでしょうか。


高温多湿な日本の夏は、自律神経が乱れやすく、それにより、からだのだるさを感じたり疲れがとれにくかったりします。

食欲不振や睡眠不足なども起きやすく、これらは「夏バテ」と総称されますが、そこから「夏風邪」へと発展してしまうこともあります。


夏バテ解消のためには、からだを温めること、しっかり栄養をとること、良質な睡眠をとることが大切です。


マルチピローで夏冷え対策


からだを温める方法として、これまで腹巻やレッグウォーマーなど、様々なアイテムをご紹介してきましたが、それらと合わせて夏冷え対策におすすめなのが、KinoKotoの「ほっとするマルチピロー」です。


電子レンジで温めて、お腹や膝、肩などに当てて使います。

糸の中にセラミック炭が入っており、遠赤外線効果でじんわりと温まるのを感じられます。



たとえばお腹の冷え。

夏は、冷たいものを摂取することが増え、胃腸が冷えてしまいがち。

そこから食欲不振や消化不良を招き、夏バテにつながっていってしまいます。

このマルチピローでじんわりと外側から温めてあげましょう。



それから、冷房で冷えた肩などに当てていただくのもおすすめです。



冷房の効いた部屋の中に長時間いると、肩や足首まわりなどがひんやりしてしまう方も多いのではないでしょうか。

この猛暑では冷房は欠かせませんが、からだを冷やしすぎないように気をつけながら使いたいもの。


冷房による冷えを感じたときは、マルチピローで優しく温めてあげると良いですよ。

ひんやりしていたところがだんだん温められていくのは、なんだかほっとして癒されるものです。

自然な温かさのため、熱すぎることもなく、夏でもストレスなく使っていただけますので、ぜひ試してみてくださいね。


ラジオ体操を習慣に


夏バテの解消には、適度にからだを動かすことも有効です。

そこで取り入れてみていただきたいのが、ラジオ体操です。


ラジオ体操は、運動習慣がない人でも気軽に取り入れられるところがうれしいポイント。

だれもができる動きで全身をストレッチでき、なおかつ3分ほどで終わるので、負担にならずに続けやすいのです。


からだを動かすことは、食欲増進や睡眠促進にもつながります。

まずはラジオ体操から無理なく始めてみてはいかがでしょうか。



少しずつ日が落ちるのが早くなってきましたが、もう少し暑さは続きそうです。

夏の疲れを溜め込んでしまわないよう、今回おすすめした方法も取り入れながら、日々のケアを意識してみてくださいね。


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井愛(awai主宰/リフレクソロジスト)

ナチュラルなライフスタイルを提唱するサロンやショップにて施術、接客のほか、商品開発や販促などに長年携わる。
また、冷えや女性のからだにまつわるイベントなどを多数企画、運営し、自ら講師も務める。
2018年より、からだを温めるリフレクソロジーサロン「awai」を主宰。
日本リフレクソロジー協会認定プロフェッショナル・リフレクソロジスト。