2020/02/05 15:00



からだを温めるリフレクソロジーサロン「awai」主宰の岩井愛が、冷え性改善のコツや、温活アイテムをご紹介するコラム「冷えとりノート」。8回目は「寒い時季のプラスアイテム」です。


暖冬とはいえ、寒い日が続いていますね。

みなさんそれぞれに対策をしながら過ごされていると思います。


からだの作りから考えると、人は下半身が冷えやすいものです。

血液を全身に押し流しているのは、心臓のポンプのような働きによるもので、心臓から遠くなるほど血液は行き渡りにくくなります。

また、重力の影響もあり、血液やリンパ液は下から上には流れにくく、どうしても下半身の巡りが滞りがちになるのです。


そのため、冬に限らず下半身を温めておくことは、全身の巡りのバランスを整え、不調を防ぐために大切なこと。

これまでのコラムでもお伝えしてきましたが、腹巻とレッグウォーマーを身に着けることは、わたしが下半身を温めるために毎日欠かさずしていることです。

それに加えて、靴下の重ね履きをしたり、大腿部まで覆うロング腹巻をしたり、自然環境と自分のからだを観察しながら、アイテムを足し引きして調整しています。


冷え対策をするときにわたしが大切にしていることの一つが、この「調整する」ということ。

常に最大限着込むのではなく、自身の体温調節機能をきちんと働かせることがまずは必要で、それにより、おのずとそのときの自分に必要なものもわかってくると思うのです。


おすすめのプラスアイテム


そんなわたしがこの時季にプラスするアイテムは、KinoKotoのネックウォーマーリストウォーマーです。

寒さを防ぐためのアイテムとして、また、風邪を引きそうなときにからだを温めて免疫力を上げるアイテムとして、とてもおすすめです。



昔から「寒いときは“首”がつくところを温めると良い」といわれていますよね。

首、手首、足首。

この「三首」の周りの皮膚は薄く、また太い動脈が皮膚に近いところにあるため、気温の影響を受けて冷えを感じやすいところであると同時に、ここを温めることで効率よく全身に温かい血液を巡らせることができるのです。


ネックウォーマーはコリ予防にも


KinoKotoのネックウォーマーは、肌にあたる内側部分は絹100%、外側は綿100%の二重構造。

体温を逃がしにくい特性を持つ編み方は、特許技術によるものです。

さらに内側部分には、遠赤外線機能のあるセラミック炭が塗布されています。



ふんわりとして締めつけ感はなく、身に着けるとじんわりと全身が温まってくるのを感じます。


首は、大きな頭を常に支えているうえに、パソコンやスマートフォンの使用などで、負担がかかる姿勢を長時間とってしまいがち。

それにより血行が悪くなって筋肉が固まり、首や肩に痛みやコリが生じてしまいます。

首を温めることは血の巡りを良くし、コリを和らげることにもつながります。


末端の冷えにはリストウォーマーを


冬は、末端の冷えを感じる方が多いと思います。

それは、寒さによって血管が収縮し血流が少なくなることで、手足などの末端へ血が巡りにくくなるため。



KinoKotoのリストウォーマーは、ネックウォーマーと同じ素材で作られています。

遠赤外線機能のあるセラミック炭が塗布されているため、ぬくぬくとした温かさを実感できます。



手袋も良いですが、筒状のリストウォーマーだと指先が自由に使えるのがうれしいポイントです。



からだを温めることで、血液とともに酸素や栄養も全身に届けられ、免疫力が高まって風邪予防にもつながります。

さまざまなアイテムを上手に足し引きして調整し、寒い冬も元気に過ごしましょう。


ご紹介したアイテム/関連アイテム




井愛(awai主宰/リフレクソロジスト)

ナチュラルなライフスタイルを提唱するサロンやショップにて施術、接客のほか、商品開発や販促などに長年携わる。
また、冷えや女性のからだにまつわるイベントなどを多数企画、運営し、自ら講師も務める。
2018年より、からだを温めるリフレクソロジーサロン「awai」を主宰。
日本リフレクソロジー協会認定プロフェッショナル・リフレクソロジスト。