読みもの

2019/12/16 15:00



からだを温めるリフレクソロジーサロン「awai」主宰の岩井愛が、冷え性改善のコツや、温活アイテムをご紹介するコラム「冷えとりノート」。6回目は「靴下の重ね履きで冷え予防」です。


寒さが本格化するこれからの季節。

からだの冷えを実感する方も増えているのではないでしょうか。


冷えがたまると、自然治癒力や免疫力が弱まり、万病の原因になります。

からだが温かいということは、血管が十分拡張して血液の流れがスムーズだということ。 

血液は、細胞に必要な酸素や栄養素、病気を防ぐために欠かせない免疫物質を運ぶ役割をもっています。

そのため、血流が良くなれば免疫力が向上し、臓器の機能が活性化されて不調が起きにくくなるのです。

体温が1°C上がると、免疫力が約30%アップするというデータもあります。


靴下の重ね履きのやり方


この時季は特に、足先など末端の冷えを感じる人が多いでしょう。

そこでおすすめなのが靴下の重ね履きです。



足元が温かくなると、血流が良くなり全身の冷え予防につながります。

また靴下を重ねて履くことで、保温効果が高まるだけでなく、発汗を促し老廃物の排出を助けてくれるのです。


ただ靴下をたくさん履くのが良いというわけではなく、履き方が大切です。


1足目:シルクの5本指靴下



まず、吸湿性と放湿性に優れ、老廃物を排出する効果が高いといわれるシルクの5本指靴下を履きます。

5 本指靴下は、足指の間を刺激して血行を促します。


2足目:コットンやウールの5本指靴下



次に、コットンやウールの5本指靴下を履きます。

KinoKotoの「重ね履き靴下 4足セット」では、オーガニックコットン100%の素材を使用しており、柔らかな履き心地です。


3足目:シルクの先丸靴下



次に、シルクの先丸靴下を履きます。

重ね履きをするときは、1足おきにシルクを履くようにします。

それにより、発汗を促し老廃物を排出するのを助けると同時に、足元を保温するのです。


4足目:コットンやウールの先丸靴下



最後に、コットンやウールの先丸靴下を履きます。

KinoKotoの「重ね履き靴下 4足セット」では、オーガニックコットン100%の素材にセラミック炭を配合。

遠赤外線効果でより高い保温性が期待できるのと同時に、気になる臭いも抑えます。


重ね履き靴下は、化学繊維を含まない天然繊維のものを選ぶと、冷えの予防効果がより高まるといわれています。

今回ご紹介した「重ね履き靴下 4足セット」も、すべて天然繊維100%。


デリケートな素材ではありますが、履いたときの柔らかい心地よさと、からだに寄りそうような自然な温かさは、天然繊維ならでは。

締めつけ感もまったくないので、重ねて履いても血流を妨げません。



靴下の重ね履きをすると、「包まれる安心感」を何よりも感じます。

一足一足重ねながら、心身ともに温まってくださいね


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井愛(awai主宰/リフレクソロジスト)

ナチュラルなライフスタイルを提唱するサロンやショップにて施術、接客のほか、商品開発や販促などに長年携わる。
また、冷えや女性のからだにまつわるイベントなどを多数企画、運営し、自ら講師も務める。
2018年より、からだを温めるリフレクソロジーサロン「awai」を主宰。
日本リフレクソロジー協会認定プロフェッショナル・リフレクソロジスト。